ザックにスキーを取り付けたら荷物が多くてザックが重たい。ヘロヘロにながらテン場を通過するが、本来ならテントを背負って、ここまでやってくるつもりだったので、小屋泊まりに変更して正解だった。
山頂から槍沢を滑るスキーヤーを見てると、まだ雪が硬くて何度も転倒している。どうやらフリートレックのようだ。次に槍沢へ飛び込んだ人も、あっさり転倒してズリズリ落ちていったが、もう少し雪が緩むまで待ったほうが良さそうだ。
スイスイーっと殺生ヒュッテまで滑ったが、マッケンが撮影に失敗したとかで「もう1度登ってこい」と命令がくだり、フラフラになりながら登り返して滑り出す。だが前日のシュプールに板を取られ、あっさり転倒してしまった。
槍平に近づくにつれて板も滑らなくなりクロカン状態となってきた。 日差しが強いので昨日に比べて雪も少なくなり融けるのも早い。ノロノロ歩きながら新穂高へ下山すると林道にMTBがデポしてあって、ちょっとだけ羨ましかった。
第2日目 槍岳山荘(10:17)〜槍平小屋(12:07)〜白出沢(14:28)〜新穂高(16:19)
2004年5月1〜2日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」