前のページにもどる

湯の丸山2101m
栂池から金山沢か紙すき牧場へ行く予定だったが、夜明け前にマッケンから何度も中止したいとメールを打ってきたので、仕方なく9時過ぎまで寝てた。
せっかくの土曜日なので、どっか晴れてる場所が無いかと窓の外を眺めると、湯の丸や八ヶ岳方面が良さそうである。

 


  3月末とは思えないほどコンディションが良くて、滑ってる人達もニコニコしている。リフト券売り場で何日まで営業するのか尋ねてみたが、5月までは営業しないようだ。

マッケンが遅れてやってくるので、回数券を購入してリフト脇のパウダーを頂くことにする。湯の丸らしい軽い粉雪は、太陽に照らされてもサラサラしてて、まるで厳冬期のようだ。今日はソフトジャケットを着てきたが、動き続けないと寒くて耐えられそうにない。

しばらくしてからマッケンからメールが届き、「湯の丸のインターまで来たけど嫌になったので帰る」との事。ドタキャンが多くなった。

 

  今日の登山者は8人ぐらいだろうか?シュプールも少なく、強風の影響で完全にリセットされたようだ。
金曜日と土曜日の積雪が30cmほどあって、吹き溜まりには60cmもある。雪が腐る前に北峰の急斜面を狙いたいが、南峰に近づくにつれて目を開けられないほど雪が飛んでくる。頬も痛いし、早く稜線に到着しないとめげそうだ。
 

  北峰に到着したが、とっても風が強くて逃げ場も無い。急いでシールを剥がしで狙った斜面を観察する。下のほうは見えないけど、飛ばしたら気持ち良さそうだ。
ジックリ観察してたら、山頂の標識が無くなってたことに気付く。
以前、南峰に山頂の標識があったけど、ここにあった標識を移動したのだろうか?
滑り出しから、最高の一歩手前の雪質が続き、あっとゆう間に樹林帯に突入した。今日が最後のパウダーかもしれないので、適当な場所でトラバースして南峰に登り返すことする。

 

  シールを装着して再び歩き始めると「七千尺コース」の標識が現れた。
初めて見る標識で、昔から山スキーが盛んな場所だったのでツアーコースだったんだろう。取り付けてある木の太さから推測して、そう古くは無さそうだ。
 

山頂直下はエッジも効かないハードなアイスバーンだったので、ここから一気に滑り降りることにした。1分ほどで鐘のある場所まで滑ってしまうが、スピードに乗らないと歩く距離も長くなる。なるべく歩かないようにカラマツ林の中へ逃げ込み、ダラダラと林道を滑ってゲレンデに到着。

第6ゲレンデに移動して、今シーズン最後の湯の丸スキー場を楽しんでから、のんびり温泉に出かけた。


ゲレンデ(10:57)〜北峰(12:06)〜ゲレンデ(13:58)

2005年3月26日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。