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爺ヶ岳2670m
爺ヶ岳の柏原新道は、北アルプスの入門コースとして人気が高く、農作業が始まる頃、爺ヶ岳に「種まき爺さん」が現れる山として、昔から地元の人に親しまれてきた。

目覚ましをセットしたはずが、日頃の疲れから2度寝をしてしまった。
急いで車を飛ばして柏原新道登山口の駐車場にやってきた。何処も満杯で、あちこち探しながら、なんとか駐車できた。

ジグザグに登りながら最初の急登は短時間で済んだ。ここを過ぎてしまうとダラダラした登りが続く。

展望が開けてくると針ノ木岳や扇沢駅が見渡せる。小屋の主人が切り開いた登山道は歩きやすく快適である。歩きながら思ったが、登山道に並べてある石は何処から持ってきたのか?距離も長くて整備するのも大変だっただろう。

炎天下の登りが終わり、やれやれと思いながら種池山荘に到着した。それにしても暑い。寝坊したのが、そもそもの原因だ。

ちょっと飛ばし過ぎたか、どっぷり疲れてしまった。朝食を食べてない事と水を飲んでない事が原因だろうか?ついでに日頃の寝不足と肉体労働が体力を半減させたのかもしれない。
小屋の前にある椅子は、おばさん達の椅子取り合戦中だ。他人を寄せ付けないほど行動が早い。おばさん達の邪魔にならないように離れた場所で朝食を食べ始めた。

種池山荘の横にある池には山椒魚が泳いでいた。オニヤンマも飛んでいる。

ゆっくり休んでから爺ヶ岳へ続く登山道を歩き始める。久しぶりに天気が良いけど、何時以来だろうか?山に出かけるたびに雨が降っていたので、とっても嬉しい。

爺ヶ岳の山頂で物書きしている人が多い。カメラ付きの携帯電話で山頂を撮影してから自分のHPに送ってみた。


隣の中央峰にやってきた。こちらも爺ヶ岳だが、訪れる人は極端に少なく、中央峰、南峰と比べると少々狭いかもしれない。


中央峰で休んでから冷池山荘へやってきた。ゆっくり山頂で展望を楽しみたいが雷は怖い。今日は疲れたので、ゆっくりテントで寝る事にしよう。

2日目の鹿島槍ヶ岳に続く


第1日目
柏原登山口(6:53)〜種池山荘(9:31)〜爺ヶ岳南峰(10:48)〜中央峰(11:25)〜冷池山荘(12:20)〜冷池山荘テント場(12:40)

第2日目
冷池山荘テント場(4:47)〜布引岳(5:55)〜鹿島槍ヶ岳〜冷池山荘テント場(8:14)〜爺ヶ岳南峰(9:55)〜種池山荘(10:55)〜柏原新道登山口(12:27)

2002年8月31〜9月1日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。